このサイトでは、ライブ会場で見え方を解説する際に、距離を算出してお話しています。
しかしながら、実際に100mなどと言われても、距離感が掴めない方も多いと思います。
そこで、「実際に100mのトラックへ出かけて、人の見え方がどう感じるか」写真に収めてみたので、参考にしてください。
100mでの人の見え方
では、著者の友達のチンパンジー君と、近くの100mトラックがある公園へ出かけてみました。
まず、距離感を掴む為に5m程の場所に立ってみました。
当然ですが近いですね〜。チンパンジー君ははっきりわかります。
これくらいの距離でアーティストを感じられたら最高です。
次に50mくらいの位置に立ってみました。
会場にもよりますが、アリーナ席の中間辺りからステージの距離ですね。
少し心が離れてしまった感じがします。
では、最後に100mの位置です。
はい、もうチンパンジー君の顔が、ほとんど分からなくなってしまったかと思います。
ライブ時スタンド席などの場合は、これに傾斜などがついているのでさらに遠く感じると思います。
どうしてもスクリーン以外でアーティストの行動を追いたいのであれば、双眼鏡が必要になってしまう距離ですね。
その他参考にしてほしい距離感
さて、今回の距離感は写真なので「まだ分かりづらい!」と言う方もいるでしょう。
そこで、身近で手軽に距離をはかれる例をあげておきますので、ご参考ください。
道路の白線
道路で途切れ途切れにある白線の距離です。これは車で走っていると感じませんが実は5mもあるんです。
一般道路と高速で違いますが、一般道路では5mいって、間が5mあって合わせて10mとなります。
つまり、100mの距離を測りたいなら、白線11本目手前まで行った場所が100mとなる訳です。
車の運転時などに、ちょっと意識すると分かるかもしれません。
マンション1階の高さ
建物により差がありますが、一般的な住宅用マンションだと1階の高さ(2階の床まで)は約3m程となっています。オフィスビルなどでは4m程あるケースもあります。
これを参考にしてもらえば、身近なビルやマンションで、高さと距離のイメージが何となく湧くかと思います。