このページでは、さいたまスーパーアリーナのライブ時、座席表の解説とステージの見え方について解説していきます。
その他の情報は以下の記事を参考にしくてください。
さいたまスーパーアリーナの座席は、非常に複雑な指定方法になっています。
特にスタンド席は可動方式のため、ライブによって大きく会場が変わるので理解が難しいかと思います。
当サイトでは座席表を利用して、可能な限り分かりやすく解説していきますので、ぜひご参考ください。
さいたまスーパーアリーナ 座席表
さいたまスーパーアリーナの席はムービングブロックと呼ばれる可動式になっていて、スタンド席が70mも大きく移動します。
これにより、以下の3つのタイプに会場が変化します。
- アリーナモード
- スタジアムモード
- ホールモード
ライブでは「ホールモード」はあまり利用されません。
今回は「アリーナモード」と「スタジアムモード」2つの座席表を作成したのでご覧ください。
アリーナモード
※クリックで拡大可能 画像利用については注意事項をご覧ください。
アリーナモードはさらに3つのタイプがあります。
- エンドステージ1
- エンドステージ2
- センターステージ
この座席表は一番多いタイプである、会場を縦長に使う「エンドステージ2」です。
スタジアムモード
アリーナモードが横に広くなったのが『スタジアムモード』です。
スタジアムモードも同じく3つのタイプがあります。
- エンドステージ1
- エンドステージ2
- センターステージ
上記の座席表は会場を縦長に使う「エンドステージ1」です。
2つ座席表は全く違う会場に見えますが、席が移動しているだけで同じさいたまスーパーアリーナです。
同じチケットの座席番号でも「アリーナモード」と「スタジアムモード」で大きく場所が変わってくるので注意しましょう。
どちらのタイプかは公式ホームページの『イベント情報を確認』と言うページで知る事が可能です。
では、座席の解説をしていきます。
スタンド席の席指定方法
さいたまスーパーアリーナのスタンド席は、以下の4点を把握すれば問題ありません。
- 入り口 扉
- レベル
- 列
- 座席番号
チケットにはゲートも書いてある場合もありますが、これはさいたまスーパーアリーナ自体にはいるゲートを指します。席とはあまり関係してこないので、気にしなくても良いでしょう。
入り口 扉
まずは、入り口扉です。これはゲートから会場に入って、席に一番近い扉を教えてくれています。
スタンド席は同じ階層でも、場所によっては移動できません。
他の会場ではスタンド席にブロック指定がありますが、さいたまスーパーアリーナにはこれが無いので、大まかに席の場所を知るのに一番手っ取り早いのがこの扉番号です。
座席表では黒い丸の数字ですね。
数字は2階なら200番台、3階なら300番台となっていて、座席表で言う下の部分から時計回りに数字が増えていきます。
レベル
次に知っておきたいのがレベルです。レベルは階層の事で「200,300,400,500」があります。
200なら2階、300なら3階といった具合です。
おさえるべき ポイントとしては3つです。
- 300レベルと500レベルは一部しかないバルコニー席
- それぞれのレベルの最後列は、ほぼ一緒の場所にある
- 200レベルは1階スタンド、400レベルは2階スタンドと考える
どういう事か説明していきましょう。
まず、300レベルと500レベルについてですが、これは会場全てにあるわけではありません。
座席表でいうと上下の部分にのみにある、張り出されたバルコニー席が300レベルと500レベルです。
次に知っておきたいには、それぞれのレベルのある位置です。
座席表では分かりやすくする為に、レベルごとに外へ向かって座席が書いてあります。しかし、実際は200レベルの後方と「300レベル・400レベル・500レベル」はほぼ同じ位置にあります。
あくまでイメージですが以下のような事ですね。
300レベルと500レベルが無い場所は、他の会場でいう1階スタンド、2階スタンドのような位置関係になっています。
200レベルの最後尾から5列目付近まで400レベルの最前列が張り出し、そこから400レベルの最後列まで席が傾斜に作られているわけです。
違う側面から見た図です。
列
列はアリーナ側から外に向かって数字で指定されています。
レベルの列はそれぞれ以下の様になっています。
- 200レベルでは34列まで
- 300レベルは3列まで
- 400レベルは24列まで
- 500レベルは5列まで
あまり使用されませんが、通常のスタンド席の前に作られるA〜L列が指定されているケースがあります。
ちなみに「200レベルの34列付近と300レベルの高さ」「400レベルの24列付近と500レベルの高さ」はほぼ一緒になっています。
席番号
最後に席番号ですが、これがアリーナモードとスタジアムモードで大きく変わってくる部分です。
基本的には座席表の下の部分から数字が大きくなっていき、最大で780番まであります。
数字は時計回りに通し番号で大きくなっていきます。
アリーナモードとスタジアムモードでは使用する席数が変わってきます。
アリーナモードとスタジアムモードの席番号の違い
さいたまスーパーアリーナでは、スタジアムモードからアリーナモードに変わる事で、一部の席使用され無くなっているのが特徴です。
アリーナモードでは以下の席番号は存在しないので注意しておきましょう。
- 200レベル 11〜129番と489〜604番
- 300レベル 変わらず
- 400レベル 1〜93番と391〜483番
- 500レベル 1〜91番と252〜342番
上記の座席も含め、以下の画像のように200レベルの一部もなくなります。
「アリーナモードの200レベル130番」と「スタジアムモードの200レベル130番」では大きな違いがあると言う事ですね。
スタンド席からステージの見え方
このサイトではステージの見え方を解説するのに、会場の距離を目安に話させてもらっています。距離は当サイトで独自に計算した数字なので、参考程度に考えてください。
さいたまスーパーアリーナでは、アリーナ部分の縦横の距離はそれぞれ以下のような距離になっています。
これを元にそれぞれの席のステージまでの考えます。
アリーナモード 見え方
200レベルの一番後ろと、それぞれのレベルの一番後ろは、上から見たらほぼ同じ位置です。高さが違うので、500レベルの場合は距離が少し伸びてきます。
因みに400レベル410扉〜411扉、428扉〜429扉の最後列付近では約85m程と考えられます。
それぞれの距離での見え方ですが、100mを基準としてみると、肉眼で表情をしっかり確認するのは難しい距離です。建物でいうとマンションの33階付近から下の人を見るような感じです。
イメージがわかないようであれば、以下の記事も参考にしてください。
スタジアムモード 見え方
4階部分なので、ステージまでの距離はかなり遠い距離となります。正直この位の席となると、スクリーンでしか動きが確認できない距離になる程かもしれません。
400レベルの407扉〜414扉の最後列付近は200レベルの最後尾より奥にあるので、距離がかなり伸びてきますね。因みに500レベルの503扉〜511扉付近で130mほどの距離と考えられます。
他の席もこれを参考に考えるとおおよそ距離の目安が出るかと思います。
残念ながら「スタジアムモード」の場合は、多くの席がステージから遠くの距離となると言えるでしょう。
以上、さいたまスーパーアリーナの座席表と見え方について解説してきました。
移動席の特性上、やや分かりづらい点があるかと思いますがご理解いただければ幸いです。
では、さいたまスーパーアリーナでのライブをお楽しみください。