このページでは、日本武道館ライブ時のアリーナ席について解説していきます。
日本武道館の基本的な情報やアクセス方法、スタンド席の情報等は以下を参考にしてください。
日本武道館の座席表
まずは日本武道館ライブ時の座席表をご覧ください。
※クリックで拡大可能 画像利用については注意事項をご覧ください。
※2020年1階席の一部を車いす専用席に改修しています。
ステージの前にある「A,B,C」と数字で書かれている部分がアリーナ席です。
アリーナ席を取り囲むようにしてある座席が、スタンド席ですね。
基本的に、日本武道館では、ステージを北側に配置します。
まれに、ステージを真ん中に配置する、異なるケースがありますが、今回はこの座席表で解説をしていきます。
アリーナ席の座席位置把握
日本武道館のアリーナ席は、ブロックとブロック内の数字で座席の位置を把握します。
ブロック分けのパターンとして、2種類のケースが多様されます。
- アルファベット+数字の区分け
- アルファベットのみで区分け
以下に説明していきます。
アルファベット+数字タイプ
ステージ前面から後方に向かい、A,B,Cとアルファベットで区分け、さらにステージ向かって左側から、1~10程の数字でブロック分けをします。
ステージの配置次第でブロック数が増減しますが、基本的なブロックの分け方は以下の画像のようになっています。
ブロック分け方としては一番多いタイプかもしれません。
チケットには「アリーナ B3」などのように表記されていると思います。
アルファベットのみのケース
次に多いのが、全てアルファベットのみでブロック分けをするタイプです。
以下のような座席配置ですね。
C以降のアルファベットのみが記載されていれば、このタイプだと思ってください。
チケットには 「アリーナ Fブロック ○番」などを記載されていると思います。
ブロック内の座席指定
次にブロック内の座席番号の説明に移っていきましょう。
こちらは大概は2パターンに分けられます。
通し番号
一つ目はブロック内で1~100番台の数字で区分けされるタイプです。
横8列縦列は12列などが基本的ですが、ブロックの座席数により差があります。
チケットに「アリーナ A1 77番」などのように数字のみが書かれてあればこのタイプです。
下記の画像は分かりやすくする為に横10列縦10列で作成してみました。
イメージとしてはこのような座席配置になると言うことですね。最後の00というのは100番の事です。
これが一つのブロックで以下のようになっているということですね。
列指定 + 番号
こちらはブロック内でさらに、列が指定されているタイプですね。
このタイプの方がシンプルに予想が立てやすいかもしれません。
チケットには「アリーナ B1 5列 8番」 などのように書かれてあると思います。
この場合はいくつかのケースがあるので見ておきましょう。
一つめのパターンは上記のように1列ごとに数字がリセットされ、次の列でまた再スタートという番号になっているタイプ。
もう一つは通し番号にさらに列番号が載ったタイプの座席表です。
アリーナ席の見え方について
最後に日本武道館のアリーナ席の見え方についてです。
日本武道館はビックアーティストが行なうライブ会場としては比較的小さいほうです。公式ホームページではアリーナ部分の直線の距離は55mとなっています。
これを元にアリーナ後方からステージまでの距離を考えると、おおよそ40m程と推測されます。
因みに40mと言う距離を日常のもので例えると
「地上から13階だてのマンションの屋上の距離位」「50m走の少し短い距離」などと表現できます。
※距離感についてはこちらの記事も参考にしてください
100mの距離感はどんな?実際に見てみよう!
根本的にですが、アリーナ席は平坦な場所に作られています。
40mという距離はそこまで離れてはいませんが、前に人がいるとほぼステージ上は見えないと思ったほうが良いかもしれません。
ステージは高い位置に作られているので、見え隠れはしながら観賞はできると思いますが、基本的にはスクリーンでの観賞と思ってもらってよいでしょう。
席の作りやステージの作り、その人の体格などによって見え方は変わってきますが、まともにステージ上が見えるようになる距離はアリーナ席の中頃、つまりは仮にアリーナ席の座席配置が「アルファベット+数字」であった場合B5,6ブロックの40番台から上の席がおすすめという事になります。
さてざっとではありますが、日本武道館のアリーナ席の見え方について書いてきました。
冒頭にも話しましたが、こちらにあげてきた座席表はあくまで基本でありアーティストにより様々に変化するので、その時に出回っているチケットやネットに出回っているネタバレ情報等を参考にするのが正確に座席の位置を知る手段だと思います。