このページでは日本武道館でライブが行なわれる時の、スタンド席と見え方について説明していきます。
その他の日本武道館の情報は以下のページを参考にしてください。
日本武道館のスタンド席について
では、さっそく日本武道館のスタンド席について説明していきましょう。
まずは、こちらの座席表をご覧ください。
※2020年に改修され、一部スタンド席が変わっています。
※クリックで拡大可能 画像利用については注意事項をご覧ください。
スタンド席とは、普段競技を観戦する席の事です。
日本武道館では、北側にステージを配置します。
その為、ステージの裏側になってしまう「北・北東・北西」の部分のスタンド席は利用しない事が多いです。
日本武道館 座席位置 確認方法
スタンド席は以下の4点を把握すれば場所が分かります。
- 階層
- ブロック
- 列
- 席番号
階層
日本武道館は「1階席」「2階席」に分かれていてます。
座席表では分かりづらいですが、2階席の前方は1階席の上部に張り出すように作られています。
1階席の後方部分になると、2階席が視界に入ってきて圧迫感が多少感じるかもしれません。
ブロック
日本武道館のスタンド席は「北」「北西」「西」「南西」「南」「南東」「東」「北東」の8つのブロックに分かれています。
北側にステージを配置する事が多いので「北・北西・北東」の3つのブロックは使用されないケースが多いです。
そして、個々のブロック内で列と番号で席が指定されます。
列
列はアリーナ側から後方に向かって、アルファベットで指定されています。
1階席は「A~K」の全部で10列。
2階席は「A~X」の全部で23列。
数字の「1」と間違え易い事から「I」は利用されていない為、Hの次はJとなっています。
K列はJ列から通路を挟んで入り口側にある席の事ですね。
2階席は通路を挟み「A~F」「G~M」「N~X」の3つで区分けされてます。
席番号
席番号は、反時計回りに数字で指定され1階席は48番まであります。
列により異なり「A列だと7番~42番」「J列だと1番~48番」に分けられています。
2階席も同様に反時計回りに、最大で60番までの番号があります。
2020年 1階席 改修工事後の座席
日本武道館は2020年に改修工事が行われました。
その際、1階席の「南、南東、南西」の後方部の通常席を撤去し、代わりに車いす用のスペースが配置されました。
具体的には、G列の後ろは車いす用のスペースになっています。
1階席と2階席それぞれのステージの見え方について
座席の位置が確認できたら、スタンド席からステージまでの距離について説明しておきます。
公式ホームページに載っているアリーナ席の直線での距離は55mとなっています。
これを元に考えると、おおよそではありますが、南1階席のA列から北側のステージまでの距離は50m程です。
50mはおおよそですが、18階建てのマンションの高さと考えてもらえば良いでしょう。
また南2階席奥からステージまでの距離はおおよそ70m~80m、23階建てのビルの屋上から下の人を見るようなものですね。
しかも、ここに挙げた距離は直線での話です。
スタンド席には傾斜がついているので、これ以上にステージまでの距離は出てきます。
※距離感についてはこちらの記事も参考にしてください
100mの距離感はどんな?実際に見てみよう!
それぞれの席からの距離はこの距離を目安に大体考えてもらえば分かってくると思います。
2階席の中央付近から奥や1階席の奥などはスクリーンで見るか、しっかりステージ上の様子を見たいのであれば、双眼鏡が必衰と言う事になってしまう訳です。
さて、長くなりましたが以上が日本武道館のスタンド席についての詳細です。
既にチケットを入手している方も、これから手に入れる方もこれを参考にしてライブを是非楽しんでくださいね!